起立性調節障害の症状「憂鬱な気分になる」について

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天気で憂鬱な気分になる

なぜ、起立性調節障害になると憂鬱な気分になるのか

「学校に行きたくない、気分が優れない」曇りや雨など天気が悪い日が続くと気分がゆううつになり、食欲不振や不眠など体調不良の原因になります。しかしただ気持ちの問題というだけではありません。それにはやはり自律神経が関わっています。


起立性調節障害と気圧の関係

気圧とは大気の圧力のこと、空気の重さによる圧力のことです。気圧は天候を作用しますが、人間の体にも影響を及ぼします。では人間の体は一体どこで気圧の変化を感じているのでしょうか?


それは耳です。飛行機や電車のトンネル、エレベーターなどで耳が詰まったような感覚になるのは気圧によるストレスに反応しているからです。鼓膜の内と外で気圧が変わるため、鼓膜をピンと張れなくなりあの感覚になります。


内耳の前庭部には気圧のセンサーがあります。急に気圧が低くなると(もしくわ急に気圧が高くなると)、体の内部環境の変化によって自律神経にストレスが掛かります。脳が過敏に反応してしまうため「片頭痛」「関節痛」「神経痛」「胃腸の不調」「イライラ」「めまい」「耳鳴り」「こわばり」「持病の悪化(心臓発作やぜんそくなど)」「古傷や慢性痛の悪化」などが引き起こされることがあります。


また体内のヒスタミンの分泌が増加するため、炎症や腫れを促進する性質も強まります。


気圧と自律神経

日本周辺の平均気圧は約1013ヘクトパスカル(hpa)です。それより高くても低気圧と呼ぶこともあります。低くても高気圧と呼ぶこともあります。


低気圧と高気圧の区別は周囲の気圧との比較関係で決まります。つまり気圧の急激な変化が天気を悪くして、自律神経にストレスをかけるということです。一日の間に10℃以上の温度変化があったり、気圧が前日と比べて10ヘクトパスカル以上変化すると症状が出やすいと言われています。


気圧の影響は女性の方が受けやすいといわれています。女性は月経があるためホルモンバランスが常に変化しています。自律神経もホルモンも脳下垂体/視床下部がコントロールしているためこの二つには密接な関係があります。


ホルモンバランスが崩れたら自律神経にも影響が出ますし、その逆もあります。そこに気圧の変化という要素が加わることを考えると女性の方が影響を受けやすいのです。


気圧の影響を受けるかどうかは個人差があります。しかし天候の変化による体調不良は気のせいではありません。気温や湿度、天気の変化で気分が優れない、不調を感じることが続いたら、それは気圧のストレスによるものかもしれません。


特に季節の変わり目や梅雨時期、台風シーズンなど気圧が大幅に変化するときは注意が必要です。内耳が気圧の変化に過敏だと、少し気圧が変化しただけでも過剰に脳に情報が伝わり、交感神経か副交感神経が過剰に活性化されてしまいます。


予防のためには普段から自律神経のバランスを整える生活を送ることが大切です。基本的な事ですが、睡眠不足、暴飲暴食、運動不足(やり過ぎはダメ)、暑くなってくるとエアコンのかけ過ぎなどには注意が必要です。規則正しい生活を心掛けましょう。梅雨時期の養生は、夏の暑さに耐えられる体づくりにもなります。


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