起立性調節障害によくある症状「体調不良」について

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午前中の体調不良

朝起きれないのに、なぜ夜更かしをしてしまうのか

起立性調節障害の症状のひとつに、午前中に学校に間に合うように起き上がろうとすると、体がだるく、頭痛もするということがあります。本人は時間通りに学校へ行きたいと思っているのに、ベットから、なかなか起き上がれない。そうこうしているうちに、遅刻してしまうというような状況が多くみられるのではないでしょうか。


また、やっとの思いでベッドから起き上がっても、午前中は体がだるくてフラフラして、頭痛がする。お昼をすぎたころから元気にが出て、体調は回復してくるということもあるでしょう。


そして、夕方から夜になると、あんなに悪かった体調が嘘のようによくなる。テレビ番組に大笑いしたり、ゲームをしたりして寝る時間になっても眠くならない。ベットに入っても寝付けず携帯メールをしていたりします。


そんな起立性調節障害でよくある一日の体調の流れをまとめると…


午前中に体調不良になる原因

起立性調節障害(OD)の子は、自律神経の切り替えがうまくおこなわれず朝から昼間働く神経(交感神経)と夕方から夜に働く(副交感神経)の切り替わりがスムーズに行われない為、午前中は体調が安定しないが、昼頃から夕方につれて交感神経がしっかり働くため体調が回復します。起立性調節障害の可能性がある場合は、昼頃から調子が良いからといって体に負担になるようなことは避けたほうが良いです。


起立性調節障害の専門家からひとこと

起立性調節障害(OD)の子は、自律神経の(副交感神経)の働きが悪くなるため、夜に眠れなくなります。「疲れれば寝れるのでは?」という方もいますが、起立性調節障害(OD)の子は、夜にウォーキングなど行うとかえって眠れなくなるので気をつけましょう。また、携帯やスマホは、目から入ってくる光が脳を刺激してしまいよけいに眠れなくなります。翌朝の体調不良の原因となるため、夜はなるべく携帯やスマホ・テレビなどは避けて過ごすようにしましょう


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