起立性調節障害を克服するための座り方について

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起立性調節障害に良い座り方

座り方に気をつけることが回復への近道

起立性調節障害の特徴として骨盤が後ろに傾き、お腹をつぶす様に背中が丸くなる姿勢をとる方が多く見られます。この頭が前に落っこちた姿勢は体を悪くしますし、また、治療後の体の治りを悪くすることがあります。あなたは、このような姿勢になっていませんか?この座り方では背骨や筋肉に申し上げた負担がかかります。また、回復までの治りを悪くすることもありまので、座り方に気を付けて自然治癒力を引き出しましょう。


自律神経と姿勢の関係

健康な体を保つために最低限必要なこととは

背骨というのは本来、横から見るとS字の様にゆるやかなカーブを描いています。首の骨は前弯、背中の骨は後弯、腰の骨は前弯しています。この弯曲が崩れるとカラダ(自律神経)がバランスを崩して、体調が悪くなります。


座っているときもこの弯曲を、なるべく崩さないようにすることで、血液やリンパ液・脳脊髄液の流れをスムーズに保つことができます。また筋肉を必要以上に緊張させないことで、血管や神経の圧迫が軽減されるので、酸素が全身にめぐるようになります。酸素は病気を治す、健康な体を保つためにとても大切なのです。そして調整した箇所の戻り、歪みも防ぐことができます。


座り方に注意するだけで回復までの治りが大分かわってきます。筋肉がなぜ硬く緊張したりコリが起こったりするのでしょうか。それは、体がそれ以上悪い方向へ傾かないように筋肉を硬くして踏ん張っているからです。ソファなど柔らかすぎる椅子に長時間座ることは骨盤や背骨、姿勢を支える筋肉、関節に負担をかけます。そのため起立性調節障害の方は特に日頃から注意が必要となってきます。


正しい姿勢と座り方

起立性調節障害を治すために知っておくべきこと

ただ背中を伸ばせばいいという訳ではありません。意識するのは背中ではなく、骨盤(坐骨)です。おうちではもちろんですが、車のシートや電車の椅子、お出かけ先でも意識できるといいでしょう。最初はどうしても丸い姿勢に崩れてしまうと思いますが、その都度正すように、こまめにコツコツと意識しましょう。


まずは、椅子に浅く座ります。お尻を後ろへ突き出し、一度おじぎをする様に前かがみになってから、深く座り直します。ただこれだけです。おじぎをして座り直す際に、接しているお尻の面をずらさないように気を付けて下さい。なるべく深めに座ることがポイントです。


また腰(腰椎の前カーブの辺り)と椅子の背もたれの辺りにペットボトル500ミリやクッションなどを挟んで、軽く寄りかかるように安定させるのも良いでしょう。骨盤を立てることをした後は、背もたれに軽く寄りかかってもかまいません。


慣れないうちは背中が突っ張ったり、苦しく感じるかもしれませんが、続けることで体が良い位置を学習します。楽な姿勢が体に良い姿勢とは限りません。どうしても痛むときは体の調整が必要です。無理せず中止しましょう。


大切なのは意識です。筋力ではありません。骨盤を立てるように座骨で座ることを意識します。背中の筋肉に力を入れるイメージでは上手く座れません。意識するのは椅子の座面とお尻、座骨が当たっている所です。上手く座れれば安定感を感じられます。座り姿勢を気を付けて自然治癒力を引き出し、起立性調節障害を克服するための健康な体づくりをしましょう。


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